iTやコンテンツの法律/知財問題を重視する弁護士です

弁護士齋藤理央は、インターネット上の著作権侵害対策に力をいれている弁護士です。また、令和5年5月から文化庁 海賊版による著作権侵害相談窓口 担当弁護士に就任しています。海賊サイトなどによる無断転載・無断利用など著作権侵害対策については、お気軽にお問い合わせください。

    インターネットの権利侵害の場合サイトやSNSアカウントのURLをご記載ください(任意)

    ※ファイル添付の場合など直接メールをしたい場合は、メールアドレス 『  infoアットマークns2law.jp  』 までご連絡頂くことも可能です。送信の際、アットマークを@に変換してください。

    海賊サイトとは

    著作権など知的財産権を有しない者が、権利者に無断で流通させる違法なコピー品などを海賊版と呼んでいました。

    海賊サイトは、この海賊版のオンライン版でウェブサイトやリーチサイトなどの諸形態を採ります。海賊サイトは、従来の海賊版と比べてもインターネットを通じた情報発信により著作権を侵害するため甚大な被害を招きやすいという一面を有します。

    海賊サイトの摘発

    はるか夢の址、漫画村など大規模な海賊サイトが摘発され大きく報道されてきました。しかし、海賊サイトは立ち消えるどころか、コロナ禍の巣ごもり需要も相まって、被害を増大させているという報道もあります。このように海賊サイトの規制を巡っては、いたちごっこの状況が続いています。

    また、海賊サイトは海外サーバーから情報を発信するなど国際的な対応が必要になるケースも多く、法制度や国際連携の状況は充分とは到底いえません。

    海賊サイトに関する法改正

    海賊サイト対策などを意図して著作権法が改正されています。ダウンロードの違法化や、リーチサイト対策としてのリンクの違法化など、近年海賊サイトを意識した法改正が複数実施されています。

    海賊サイトを巡る情報発信

    弁護士齋藤理央による海賊サイトに関連した情報発信は、下記リンクをご確認ください。

    福岡地方裁判所令和3年6月2日判決[漫画村刑事事件判決]

    福岡地方裁判所令和3年6月2日判決・裁判所ウェブサイト掲載は、海賊サイト『漫画村』運営者の刑事責任が問われた刑事訴訟判決です。福岡地方裁判所は、被告人を懲役3年及び罰金1000万円に処しました。 目次1 本判例の争点及び […]

    [令和3年1月1日施行] 改正著作権法−ダウンロード違法化について

    ここでは、令和2年6月5日改正法が成立し、令和3年1月1日より施行されたダウンロード全面違法化に関する改正著作権法について、ダウンロード違法化の点に焦点を当てた解説や弊所パブリックコメントなどの情報発信をまとめています。 […]

    海賊サイト対策

    弁護士齋藤理央は、インターネット上の著作権侵害対策に力をいれている弁護士です。また、令和5年5月から文化庁 海賊版による著作権侵害相談窓口 担当弁護士に就任しています。海賊サイトなどによる無断転載・無断利用など著作権侵害 […]

    海賊サイトに広告を提供した広告代理店に著作権侵害の幇助責任を認めた事案[著作権裁判例紹介]令和3年12月21日東京地判

    目次1 事案の概要2 裁判所認定の前提事実2.1 本件ウェブサイトの設立と運営実態2.2 海賊版サイトに対する政府や広告関係団体の取組み2.3 本件ウェブサイトの閉鎖2.4 被告らの広告掲載事業等2.5 原告漫画の発行部 […]

    はるか夢の址著作権刑事事件

    大規模な悪質リーチサイトの摘発事例として注目されたサイト「はるか夢の趾」を巡る刑事訴訟ですが、主犯格にいずれも実刑判決という厳しい判断が下されたことが報道されています。 気になる有罪の理論構成ですが、アップロード者と共謀 […]
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