コンテンツ誕生の段階 コンテンツファイナンス・ロー
映画やアニメなど大規模なコンテンツの場合、その制作に多額の資金が必要になります。このコンテンツ制作資金の収集と法律の問題が、コンテンツファイナンス・ローです。
製作委員会方式や、会社法人の設立などコンテンツ制作を巡る資金調達のスキームに関する法律問題について、弁護士齋藤理央では、コンテンツと出資をめぐる紛争の解決(交渉・訴訟)や、紛争予防のための契約問題、法的アドバイスなどのリーガルサービスを提供しています。
コンテンツをつくる段階で弁護士って必要だと思う?
ええっ!
そんなの決まってるよー。
筆と絵の具!
それだけでバッチリ!
だから余計なものは必要なし。
えー。そんなの不便だよ〜。
たとえば、製作委員会方式やクラウドファンディングなど、コンテンツファイナンスのための仕組みもあるんだよ!
そのとき、金融商品取引法など各種法規制の注意点など専門家の関与がないと法律に違反すると大変だよ。
へー。詳しく聞かせて欲しい。
コンテンツの制作▶︎権利処理・権利化
資金が準備できればコンテンツの制作がはじまります。このとき、創作者と事業者の間で権利処理をし、また、そのうえで商標権や意匠権など登録が必要な知的財産権について出願登録するなど、将来のライツマネジメント、ライセンスビジネスを見据えたコンテンツの権利化も同時に進めていく必要があります。
こうした権利処理について、登録出願の代理業務や、契約問題、法的アドバイスなどのリーガルサービスを提供します。
できたよ!頼まれていたキャラクターのイラスト。
よし、じゃあその紙をオレによこすんだ!そしたらそのキャラはオレのもんだからな!
原画をもらったからって、キャラクターの権利は手に入らないよ!
きちんと権利処理や権利化をしなきゃ。
それに、描いてくれたお礼をどうするか、きちんと合意しておかないと、後で揉めてしまうよ。
コンテンツの収益化▶︎ライツ・マネジメント
コンテンツの収益化の段階になれば、自身に帰属させた権利をライセンスするなど、コンテンツの利用をめぐる契約が必要になります。
ライセンスを巡る紛争解決(交渉・訴訟)や、契約問題・法的アドバイス業務を提供します。
わ、そのキャラクターかわいい。グッズにして売りたい!
ばばばぶううう(それおれのこと?よし、じゃあ有り金全部だしな!)
どうしよう、絶対揉めそう・・・!!
コンテンツの配信▶︎コンテンツ・トラブル
コンテンツの配信段階ではコンテンツが第三者の目に触れるため、権利侵害やクレームなどコンテンツトラブルが発生する場合があります。適切に権利を管理し侵害行為の差し止めや損害賠償などを請求していく必要があります。
無断利用などの権利侵害トラブルについて交渉や訴訟、法的アドバイスなどの業務を取り扱っています。
あ!無断利用。きちんと対処しないと、権利侵害が後を立たないよ!
よし!警告書を送って、様子を見よう!