i2lawの記事一覧

インターネット法

投稿型サイトの運営主体

いわゆる投稿型のコンテンツサイトについて、著作権侵害等権利侵害があった場合、運営主体の確定が問題となります。 特に、一般投稿者の特定は難しいケースも多いため、サイトを運営する事業者に問責できるケースかできないケースかの見定めは重要になります。 しかし、著作権侵害の主体決定は様々な法律論が百花繚乱する場面でも...

インターネット法

サーバーサイドの画像処理と画像処理ソフトやクライアントサイドの画像処理における結論の統一性

サイズが変わる画像ファイルがあったとして、指定するパラメーターで権利侵害する場合としない場合があり、デフォルトの値も決まっていれば、基準はデフォルトの値なのか、侵害し得るという事を重視するのか、侵害しない場合もあるという事を重視するのか。。。昨日の話がすぐに古くなっていきます。 — 弁護士齋藤理央 (@b_...

コンテンツトピックス

ディズニー傘下のABCが著作権侵害などを理由に提訴を受ける

これに対し、マイケル・ジャクソン・エステート側は「子どもたちを喜ばせるために…着ぐるみを着た夫婦に対して100万ドル…の賠償金を要求した企業は違いますね。」と…皮肉を込めた発言 __ ディズニー傘下の企業が著作権侵害疑いの事案。罵り合いがおもしろいですね — 弁護士齋藤理央 (@b_saitorio) Au...

コンテンツ・ロー

著作権法は何を守っているのか

著作権、或いは、著作権法は何を守る法律なのでしょうか。法律的には当然著作物、ということになりますが、では、著作物、とは、いったいどのような利益をもたらすものであると、捉えられているのでしょうか。 著作権においては、特許などの場合と異なり、進歩性・新規性といった社会の技術水準なり文化水準を明らかに一歩前進させ...

インフォメーション

個人作品のウェブ上での無断利用について

写真家、クリエイター、漫画家、ライター、ブロガー、芸術家、YOUTUBER、イラストレーター、ウェブデザイナーなど個人でクリエイトした作品をプロアマ問わず発表している際、ウェブサイトその他の媒体での作品の無断利用に悩まされているケースはありませんか。 弊所ではそうしたウェブサイトその他の媒体での著作物の無断...

インターネット法

インターネットの法規制

インターネットに関する法規制は、現在、どのような状況なのでしょうか。 インターネットに関する法規制は、まず、インターネット特有の法規制と、一般的な法規制に分けて考えていくべきです。 インターネット特有の法規制は、インターネット固有の事象を中心に、法規制をしていくものです。それ自体が独立した名前を付された法律...

インターネット法

インターネット法務という領域

インターネット法務とはどういった法分野を指すのでしょうか。端的に言えばインターネット法分野は,法分野を横割に区分したとき,その一定の法領域に渡って縦方向に分布する新たな法領域とらえられると考えられます。 インターネットは,社会的な情報インフラストラクチャーです。すなわち,法分野を民事法,刑事法,行政法分野な...

インターネット法

インターネット上で生じる紛争類型と弁護士が代理できる業務

民事 インターネット上の名誉棄損等に対する法的措置 IPアドレスなど発信者情報開示 名誉棄損的言辞等を行った者を特定するための手続きです。名誉棄損的言辞が行われたブログ、掲示板などのコンテンツプロバイダに情報開示を求めます。IP情報や接続プロバイダに関する情報を開示してもらい、接続プロバイダに,名誉棄損的言...