i2lawの記事一覧

コンテンツビジネス

キャラクター・コンテンツの収益化モデル

キャラクター・ストーリーをビジネスに利用するモデルは複数あります。 第1に、コンテンツ自体の収益です。第2に、コンテンツの集客力を利用した広告ビジネスモデルが考えられます。第3にキャラクターグッズなどの物品販売益により、収益化する方法が考えられます。第4に、役務や商品の販売に際して、キャラクターを広告媒体な...

コンテンツトピックス

サンリオの柔軟なライセンスビジネス

物販からライセンスビジネスに注力して一気に業績を伸ばしたサンリオ。 社名は山梨の音読みからスペイン語で聖なる河を意味するようです。 サンリオは物販で業績を伸ばしてきましたが、2008年頃社外から招聘したマーケティングビジネスの専門家が打ち出したライセンスビジネスで近年一気に業績を伸ばしたようです。 その好調...

コンテンツと広告

ストーリーとキャラクターと広告の関係性

サービスと、ストーリーを紐づけるのは、やはり、キャラクターということになりそうです。また、より深く検討していくには、キャラクターグラフィックとキャラクターという概念を区別すべきと考えています。ストーリー→グラフィック→キャラクターグラフィックという媒介経路を経て、キャラクターが果たすべき役割とは、どういった...

意匠法

意匠の類否判断

意匠権の客体となる意匠とは、物品の形状、模様若しくは色彩又はこれらの結合であって、視覚を通じて美感を起こさせるものをいいます(意匠法2条1項)。次に、ある意匠が登録意匠となり、当該意匠を客体とする意匠権を付与された場合、当該意匠権は、当該意匠の実施ではなく、当該意匠と類似する意匠の実施についても排他的独占権...

インフォメーション

意匠法務

意匠 意匠法の目的 意匠法の目的は、「意匠」の保護及び利用を図ることにより、意匠の創作を奨励し、産業の発達に寄与する点にあります(意匠法1条)。ここでいう、「意匠」とは、物品の全部あるいは一部の形状、模様、色彩、又は形状、模様、色彩のいずれか或いはすべての結合であって、人の視覚において、美観を起こさせるもの...

コンテンツ・ロー

意匠法概要

意匠 意匠法は、意匠の保護及び利用を図ることにより、意匠の創作を奨励し、もつて産業の発達に寄与することを目的とします(意匠法1条)。 このように、意匠法の保護客体は、意匠です。意匠とは、物品の形状、模様若しくは色彩又はこれらの結合のうち、視覚を通じて美感を起こさせるものをいいます(意匠法第2条1項)。 意匠...

IPモンスターズ(知的財産PRキャラクター)

著作権法とは

著作権法は、創作を保護することで創作へのインセンティブを高め、もって文化に貢献することをその目的とする法律です(著作権法1条)。 著作権の行使 著作物 法は、創作を保護するための媒介として著作物という概念を用いて様々な文化領域の創作成果を把捉し、これを保護することを志向しています。 著作権の行使の仕方 法が...

行政・公法

法律による行政の原理/行政作用の諸形式ー工業所有権(産業財産権)法制を例にして

本記事は、行政法の基本事項である法律による行政の原理や、行政作用の諸形式について、記載しています。また、工業所有権法制を例に挙げてなるべく具体例をイメージしやすくしています。 PR 弁護士齋藤理央は、特許庁に対する不服申立など知的財産権に関連する行政対応業務をはじめとして行政対応業務を取り扱っています。行政...

行政事件

行政法の意義

①行政法の意義:憲法は理念としての重要性が高い。これに対して、行政法は、身近な生活に密接に関係する行政を統制する法として、日常性、身近な法としての重要性が高い。行政法という単一の法典は存在しないが、行政の身近さから、関連法規は多く、1900にも上ると言われる。これら行政法規に共通する事項を抜き出し、行政を統...