2018年7月– date –
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離婚の方法
離婚したいと思った時、どのような手段があるのでしょうか。 離婚とは、法律上有効に成立した婚姻関係の将来に向けた解消であり、夫婦両者が真に離婚することに合意していれば、その意志にしたがって離婚することができます。 いわゆる協議離婚です(民法... -
不貞慰謝料
婚姻期間中に配偶者と肉体関係を持つなど不貞行為を行った不貞相手に対して慰謝料請求を出来る場合があります。婚姻中の夫婦間の共同生活(の平和の維持)は、夫婦としての実体をもつ限り、保護に値する法的利益であると考えられています(最高裁判所判例... -
離婚慰謝料
離婚慰謝料について、最高裁判所(最高裁判所判例昭和31年2月21日民集10・2・124)は,「相手方の有責・不法な行為によって離婚するのにやむなきに至った事につき損害賠償を請求するものであるから、その行為が身体、自由、名誉を害された場合... -
名誉毀損のご相談について
近年、インターネットの発達により市民が名誉毀損の被害に会う事例が増えてきています。 特に、インターネット上の名誉毀損的言辞は、半永久的に残ります。また、名誉毀損的言辞は、誰にでも容易に到達できる状態で半永久的に残ってしまいます。 さらに、... -
インターネット上の誹謗中傷と発信者情報開示や削除請求対応
誹謗中傷 誹謗中傷とは、根拠のない悪口で人を貶めることを言います。インターネットのない時代から悪口はありましたが、インターネットの発展普及によって市民間が簡単に有害情報を含めた情報発信できる時代となり誹謗中傷も社会問題となっています。 誹... -
被害者(を装う者)からの過大・不当な請求等について
過失、あるいは時には故意により他人に損害を与えてしまった。些細な仕返しのつもりが思わぬ事態を招いてしまった。人は誰しも完璧な行動をとれるわけではないために、そのような状況に至ることもあり得ます。 例えば、過失により人に怪我を負わせてしまっ... -
原発事故損害賠償の法的根拠
原発損害賠償は、どのような法的根拠により賠償を請求できるのでしょうか。 下記は、「原子力損害の賠償に関する法律」第3条1項及び第4条1項の規定です。 原子力損害の賠償に関する法律 第三条 原子炉の運転等の際、当該原子炉の運転等により原子力... -
原発賠償請求における問題の所在
原発賠償請求における問題の所在について述べていきたいと思います。 まず問題となるが、原発賠償において、どこまでが賠償されるべき損害であるのか、という点です。 原発賠償においては様々な損害費目が賠償の対象となります。 住んでいた土地や建物に住... -
原発賠償の手続き(ADR/訴訟)の概略
原発賠償の手続き(ADR/訴訟)概略について述べていきたいと思います。 原発賠償で東京電力に直接請求すると、東電基準での算定額がかえってきます。 その金額で納得がいく場合は、合意して金額を受け取ることになります。 しかしながら、金額に納得が... -
原発事故において賠償されるべき主体
原発事故によって、賠償を受けるべき主体は、避難対象者として下記のとおり定義されています。 以下文部科学省ホームページ「東京電力株式会社福島第一、第二原子力発電所事故による原子力損害の範囲の判定等に関する中間指針」より引用 避難等対象者の範...