i2lawの記事一覧

IC法務情報発信

リーチサイト等を通じた侵害コンテンツへの誘導行為への対応 について文化庁に文化審議会著作権分科会法制・基本問題小委員会中間まとめに関する意見(平成31年1月6日締切)を提出

昨日、文化庁に文化審議会著作権分科会法制・基本問題小委員会中間まとめに関する意見(平成31年1月6日締切)を提出しました。 意見は、以下のとおりです。なお以前建付をエントリしたB:ダウンロード違法化の対象範囲の見直しについては、個人的には意見はない、という結論に至ったので、意見提出していません。 文化審議会...

コンテンツ・ロー

ルール形成とコンテンツ法務

ルール形成(ルールメイキング)戦略とは、この記事では法律を含めたルールを単に遵守するもの、自社の経済活動を規制するものとだけ捉えるのではなく、より経営に有利なルールを形成し、ひいては自身に有利なバックグランドを獲得していこうという発想ないしは戦略をいいます。 例えば、私人が特定の主張に沿ったルールの形成を目...

コンテンツ・ロー

著作権法附則7条による旧著作権法適用による保護期間の伸長

著作権法附則7条は、現行著作権法施行前に公表された著作物について、現行著作権法よりも旧著作権法によって保護する方が、権利の保護期間が長い場合は、旧著作権法の適用により権利を保護することを宣明しています。 著作権法附則7条(著作物の保護期間についての経過措置) この法律の施行前に公表された著作物の著作権の存続...

コンテンツ・ロー

外国著作物の保護期間

1 ベルヌ条約による相互主義の原則  ベルヌ条約は、7条(8)但書で、相互主義を許容しています。  ベルヌ条約7条(8)を受けて、日本国現行著作権法58条は、相互主義を原則とすることを定めています。 著作権法58条 文学的及び美術的著作物の保護に関するベルヌ条約により創設された国際同盟の加盟国、著作権に関す...

インターネット法

[令和3年1月1日施行] 改正著作権法−ダウンロード違法化について

ここでは、令和2年6月5日改正法が成立し、令和3年1月1日より施行されたダウンロード全面違法化に関する改正著作権法について、ダウンロード違法化の点に焦点を当てた解説や弊所パブリックコメントなどの情報発信をまとめています。 PR 弁護士齋藤理央は、著作権が得意な弁護士です。企業や個人の著作権に関する法的疑問点...

インターネット法

エンターテイメントローヤーズネットワーク定例研究会 「出版物海賊版サイトの現状と対策」

今日は #エンターテイメントローヤーズネットワーク #eln の 定例会 でした。https://t.co/v4Ywcepwqe今話題の #海賊版対策 について。 実際に出版社で海賊版対策にあたっている現場からの情報のフィードバックで非常に参考になりました。 — 弁護士齋藤理央 (@b_saitorio) ...

コンテンツイベント

コミティア/COMITIA126

2018年11月25日日曜日開催のコミティア126に、行ってみました。コミティアは、オリジナル作品の即売会です。コミティアはオリジナル作品を扱う点で、2次創作中心のコミックマーケットとは、一線を画します。規模はコミックマーケットと比べて小規模ですが、それでも近年相当な規模に成長しているようです。 個人的には...

コンテンツトピックス

音楽家がJASRACを相手取って訴訟を提起

音楽家がJASRACを相手取って訴訟を提起したとの報道が複数ありました ※1。ゴーストライターとしての関与が発覚してから大騒動に至った経緯がありますが、今回は騒動に端を発する契約解除の前の期間における著作権使用料を請求して提訴した模様です。 報道によると、原告主張としてはゴーストライターより著作権の譲渡を受...

インフォメーション

オリジナルサイトについて

当サイトは、弁護士齋藤理央の運営する、コンテンツ関連法務のオウンドメディアとなっています。 その他、関連サイトがありますのでご紹介します。 RSCスタジオサイト 弊所のオリジナルキャラクターなどクリエイティブを全て手掛けるRSCスタジオのウェブサイトです。グリッドレイアウトを採用し、シンプルなソースコードで...