齋藤 理央の記事一覧

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弁護士預り金口座

預り金口座とは? ウサギは銀行にいけない・・・?? 預り金等の取扱いに関する規程 1 会員は、預り金の保管に備えるため、預り金のみを管理する専用の口座(以下「預り金口座」という)を銀行その他の金融機関に開設しなければならない。ただし、高齢、留学等の理由により職務を行っていないとき、組織内弁護士(弁護士職務基...

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ウェブサイトをリニューアルしました

弁護士齋藤理央 iC法務(iC Law)では、この度、事務所ウェブサイトをリニューアルしました。 コンテンツは従来のサイトの内容を引き継いでおり、コンテンツ内の画像などは一部リンク切れなどの状態になっているものがあるため今後順次調整予定です。 しばらくお見苦しい状態が続くかと思いますがご容赦ください。 SS...

一般民事

不動産法務について

不動産賃貸借を巡るトラブル 不動産賃貸借を巡ってのトラブルは、借主が家賃を払ってくれない、大騒ぎなどの迷惑行為を辞めないといった借主に起因するトラブル、大家さんに家から立ち退くように言われた、契約を更新してくれない、敷金を返してくれないなどの貸主に起因するトラブルなど様々な類型のトラブルが存在します。いずれ...

一般民事

敷金に関する諸論点

①敷金返還請求権:敷金とは、賃貸借契約と同時にされる従たる契約であり、賃貸借から生じる一切の賃借人の債務を担保する趣旨で、金銭を交付する契約です。金銭は、賃貸借から生じる債権に充当され、残額が返還される、消費寄託契約の一種と解されます。充当とは、あらかじめなされた金銭の交付を、事後的に一定の債権の弁済とみな...

一般民事

建物買取請求権

①債務不履行と買取請求権:賃貸借契約が債務不履行解除された場合は、建物買取請求権を行使できないものと解されます。信頼関係を破壊した賃借人に対して、建物買取請求権を行使させるまでの保護を与えるのは、行きすぎだからです。 ②同時履行:建物買取請求権を行使した場合、当事者間に売買契約が成立したのと同様の効果が認め...

一般民事

賃貸借と対抗関係

①地番の食違い:土地上の建物については、建物の所有権を登記すれば、土地の賃借権を対抗できます(借地借家法10条1項)。このとき、建物所有登記の地番が異なっていても、対抗力が認められると解されています(判例)。なぜなら、土地譲受人は、土地を検分することで、建物の存在、ひいては、借地権の存在を知りうるからです。...

一般民事

不動産賃貸借を巡る諸論点

賃借権の譲渡・転貸 ①無断転貸と解除権の制限 賃借人が目的物を無断転貸した場合、民法612条の文言からは、賃借人には解除権が発生し、いつでも解除できるのが原則です。もっとも、賃貸借関係を転貸がやむをえない場合にまで解除すれば、賃借人の地位が害されることになります。そこで、賃貸人にとっても契約を存続させても酷...