そのコンテンツ配信事業に欠かせないのが、コンテンツプロバイダと、コンテンツデリバリーサービスプロバイダです。
コンテンツプロバイダは文字通り、コンテンツを供給する事業者です。
コンテンツデリバリーサービスプロバイダは、安定したコンテンツ供給を可能にするネットワーク、CDN(コンテンツデリバリーネットワーク)を提供する事業者です。
コンテンツプロバイダは表に出ることも多いので、一般的な認知も高いですが、コンテンツデリバリーサービスはそうとも言えないかもしれません。
しかし、ネットの世界では、コンテンツデリバリーサービスにより、迅速で安定的なコンテンツの配信が実現しています。
例えば、有名なコンテンツデリバリーサービスは、コンテンツデリバリーネットワークを提唱したAKAMAIテクノロジーズや、日本の企業であればNTTコミニュケーションなどがCDNサービスの提供を行っています。
コンテンツデリバリーサービスは、世界中のデータセンターに設置されたキャッシュサーバーにキャッシュを保存し、コンテンツへのアクセスを希望するクライアントに地理的な要因から最も効率的なデータセンターからデータを送ります。