これに対し、マイケル・ジャクソン・エステート側は「子どもたちを喜ばせるために…着ぐるみを着た夫婦に対して100万ドル…の賠償金を要求した企業は違いますね。」と…皮肉を込めた発言
__
ディズニー傘下の企業が著作権侵害疑いの事案。罵り合いがおもしろいですね
— 弁護士齋藤理央 (@b_saitorio) August 17, 2018
罵り合いがおもしろい、という言い方をすると少し聞こえが良くないですね。法廷で行われたという正しくは批判の応酬が興味深い、、、いや、やはり、この批判の応酬は子供っぽくて、少し面白いですね。
もちろん、ディズニーが著作権に強くこだわるにはそれなりに経緯や理由があるようです。詳しくは下記のツイートのリンク先などをご参照ください。
#ディズニー の厳しすぎる「 #著作権ビジネス」を生んだ失敗とは https://t.co/aeuP7TGayG @ZUU_ONLINEより
— 弁護士齋藤理央 (@b_saitorio) July 3, 2018
このように、過去の苦い経験から著作権に強い態度を示すようになったとも言われるディズニー。しかし、著作権の権利行使に熱心な企業や個人が、他人の著作権を侵害してしまった場合について、著作権行使に強い態度を示さない場合に比して、強い非難を受けるべきなのでしょうか。
この点は、①自分の著作権に強い態度を示す以上、他人の著作権保護にも細心の注意を払うべきは当然だ、という意見も、②自身の著作権は権利であり、自身の著作権行使に熱心であることは他者の著作権保護にも熱心であるべきことを意味せず、特に強い批判を受けるべき根拠にはならない、という意見も両論あり得るところかと思います。
ただ、著作権はそもそも侵害してはならないという大前提なので、そもそも著作権侵害が事実であれば批判は当然受けるべきで、そのうえで、自身の著作権行使に熱心であることは、関係のない事情として、他の場合と同様に、著作権侵害に対する批判は受けるべきですが、それ以上の特別な批判は受けるべきではないのではないというのが個人的な意見です。
おまけ
件の #オズワルド 。。#ミッキーマウス 見慣れているので違和感がすごいですが、 #ディズニー が #著作権 取られていなかったらどうなっていたんでしょう。https://t.co/icxRjdgPQF
— 弁護士齋藤理央 (@b_saitorio) July 3, 2018