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家事事件

遺産分割調停と申立必要書類

遺産分割調停と必要書類 遺産分割調停とは、遺産分割について当事者で協議が調わないときなどに申し立てられる(民法907条2項)家事調停事件の一種です。 遺産分割調停申し立ての必要書類は、案件により異なりますが、以下に大まかなものを記します。 遺産分割調停申立書 遺産分割調停を申し立てるための書面(家事事件手続...

家事事件

遺産分割の対象

すべての相続財産が遺産分割手続きの対象となるわけではなく、可分債権・可分債務など当然に分割されると解釈されている財産も存在します。 不動産 不動産は、当然に分割されず、遺産分割を経るまでは遺産共有の状態となります。したがって、遺産分割を行う前に、単独の相続人が不動産の処分を行うことなどは、厳に慎まれなければ...

トピックス

遺言相続に関する業務

被相続人 遺言作成 自らが亡くなった後、相続人間に無用な争いを生じさせないため、遺言書を遺しておくことが、重要です。最も遺言書は複数な種類があり、また、法的に有効な遺言となるための要式も法定されています。遺言書の作成を当事務所においてサポートさせていただくことができます。詳しくは、お気軽にお問い合わせくださ...

家事事件

相続放棄・限定承認

 被相続人に多額の借金がある場合、財産を相続したくないとき、相続放棄や限定承認の手続きをとることで、相続財産の全部(相続放棄)または一部(限定承認)を相続しないことができます。 限定承認、相続放棄の熟慮期間とその起算点 単純承認、限定承認、相続放棄は、三箇月(但し伸長を申し立てることが出来ます(民法915条...

家事事件

相続人の不存在

民法第5編第6章は「相続人の不存在」の場合のルールを規律しています。 すなわち相続人があることが明らかでないとき、相続財産は法人とされ、相続財産に法人格が付与されることになります(民法951条)。 そのうえで、家庭裁判所は、利害関係人或いは検察官の請求があるときは、相続財産の管理人を選任し、相続財産管理人を...