コンテンツは、有益であるとともに、その身に第三者、社会にとって有害な情報を含むこともあります。この有害な情報が法規制の対象となっている場合、時にコンテンツは違法コンテンツとして禁圧されなければなりません。

また、こうした有害な情報を含んだ有害コンテンツを発信しないようにコンプライアンスの面から確認が必要になります。

第三者に対して有害なもの

第三者の名誉権、名誉感情、プライバシー、生活の平穏などを害する内容を含んだ投稿です。

第三者に対して有害なコンテンツは、刑罰法規などで禁止されているほか、不法行為などを構成して民事上も損害賠償責任を負う恐れがあります。

社会に対して有害なコンテンツ

消費者被害のもとになる虚偽広告や、社会の正常な意思形成の要請に反するフェイク情報などの問題です。例えば、消費者保護のために広告規制の対象となったり、また、フェイク情報については法規制も検討されるところ、今後法規制の議論がより活発化する可能性もあります。