知的財産権法– category –
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意匠法務
意匠 意匠法の目的 意匠法の目的は、「意匠」の保護及び利用を図ることにより、意匠の創作を奨励し、産業の発達に寄与する点にあります(意匠法1条)。ここでいう、「意匠」とは、物品の全部あるいは一部の形状、模様、色彩、又は形状、模様、色彩のいず... -
意匠法概要
意匠 意匠法は、意匠の保護及び利用を図ることにより、意匠の創作を奨励し、もつて産業の発達に寄与することを目的とします(意匠法1条)。 このように、意匠法の保護客体は、意匠です。意匠とは、物品の形状、模様若しくは色彩又はこれらの結合のうち、... -
特許庁等の審決等取消訴訟
取消訴訟は、行政事件訴訟法に定められた抗告訴訟です。特許法など工業所有権法上、特別の規定も多く定められています。 ①処分性 処分の取消の訴えとは、「行政庁の処分その他公権力の行使に当たる行為(…以下単に「処分」という。)」の取消を求める訴え... -
こち亀コラージュ問題について
水戸芸術館のこち亀コラージュ削除問題を通じて、パロディと著作権法違反の問題が議論となっているようです。 この問題は、著作権の世界では昭和55年にすでに最高裁まで争われ、決着している問題になります。基本的に、今回のケースは文句なく著作権法に... -
「直虎」の商標を巡る記事コメントの補足
弁護士ドットコムニュースに、コメントさせて頂きました。「直虎」の商標を巡る記事です。 https://www.bengo4.com/internet/n_5946/ 以下、コメントについて、言い切れないことなどもあるので、記事コメントに敷衍しながら補足させて頂きます。 記事にも... -
AIの創作する作品と知的財産権法による保護
今年の初めくらいから方々で話題にのぼり、もう、少し聞き飽きてしまった感のあるテーマですが、AIの創作する音楽、小説などがすでに実現段階に入っています。そこで、出てくるのが、AIの創作する作品は、現行法では保護されないのではないか、という話で...