2019年– date –
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2019年著作権法学会研究大会➀
2019年6月15日土曜日、著作権法学会研究大会が開催され、参加してきました。すべての時間が非常に勉強になりましたが、実務上特に有用と自身が感じた諸点や、個人的な感想について述べたいと思います。この記事は、個別報告1、著作権におけるパロ... -
クリエイト事業者の権利管理サポート
個人クリエイターや、クリエイティブ事業を業とする法人などを対象に、権利管理を中心とした顧問業務など、権利管理のサポート業務を提供しています。 権利侵害の対応 著作権や商標権侵害、不正競争防止法違反など、クリエイターやクリエイティブ事業者の... -
開示関係役務提供者
特定電気通信役務提供者の損害賠償責任の制限及び発信者情報の開示に関する法律(以下、プロバイダ責任制限法ないしプロ責法という場合があります。)4条1項は、開示関係役務提供者に開示義務を課しています。 この開示関係役務提供者は、コンテンツプロ... -
NoFIキャラクターグラフィックを作成しました
RSCスタジオでは物語形式のエンターテイメントデジタルコンテンツを創作しています。 この創作活動は、現代型のデジタルコンテンツの制作環境の理解や、配信システムの実際、ウェブサイトの構造などの知見となり、弊所重点業務分野である「IC法務」の案件... -
表示画像と操作画像の表示場所や記録場所の制約を無くす意匠法改正法案が成立
意匠法改正法案が成立し、成立から1年以内に施行されます。今回はこの中で、画像に関する保護範囲の拡充について言及したいと思います。 新条文・改正意匠法2条1項 改正意匠法2条1項は、「この法律で「意匠」とは、物品(物品の部分を含む。以 下同じ。)の... -
マリカー事件中間判決とキャラクターの不正競争防止法による保護
マリカー事件中間判決で、知財高裁でも不正競争防止法違反が肯定されました。 #任天堂 #プレスリリース公道カートのレンタルサービスに伴う当社知的財産の利用行為に関する 知財高裁判決( #中間判決 )について https://t.co/WOeFfHwmNn— 弁護士齋藤理央 ... -
最高裁判所第三小法廷平成22年4月13日判決(H21(受)609号事件)
主文 1 原判決中,主文第1項(2)を破棄する。 2 前項の部分につき,被上告人の控訴を棄却する。 3 上告人のその余の上告を棄却する。 4 訴訟の総費用は,これを2分し,その1を上告人の 負担とし,その余を被上告人の負担とする。 理由 上告代理人星川勇二ほ... -
最高裁判所第一小法廷平成22年4月8日判決(H21(受)1049号事件)
主文 本件上告を棄却する。 上告費用は上告人の負担とする。 理由 上告代理人横山経通,同上村哲史の上告受理申立て理由第2部第1について 1 本件は,インターネット上の電子掲示板にされた匿名の書き込みによって権 利を侵害されたとする被上告人らが,そ... -
監修書籍「クリエイター必携 ネットの権利トラブル解決の極意」発売のお知らせ
書籍監修させて頂きました。ご著者はプロの写真家であり、著作権管理のために本人対応も豊富にされています。今の著作権、プロ責法は、本人対応ができないと泣き寝入りするしか選択肢がない場合が多いのが現実です。そんな現実が少しでも変われば良いなと... -
インスタグラム/Instagram上の権利侵害に対する発信者情報開示について
インスタグラム上の匿名アカウントによる名誉毀損・なりすまし・ストーカー被害など人格権侵害や、著作権など知的財産権侵害に対して発信者情報開示などによる特定の費用や実際の例などの情報を掲載しています。 インスタグラムを巡る権利侵害は利用者の増...