I2練馬斉藤法律事務所

I2練馬斉藤法律事務所は練馬駅前に所在し、著作権を中心とした知的財産権やインターネット法、損害賠償や刑事弁護、一般民事などを広く取り扱っています。

もし、交通事故受傷で後遺障害が残存した場合、自賠責保険の保険金額を定めるには、損害保険料率算出機構の行なっている後遺障害等級認定により後遺障害の該当性、該当する場合の等級の認定を受けなければなりません。

このとき、I2練馬斉藤法律事務所リーガルグラフィック東京では、後遺障害等級認定を調査する調査事務所に対して提出するための交通事故受傷に関する医療資料の取付を行ってから、全件、被害者請求するようにしています。

例えば、カルテ、レントゲンやMRIなどの画像データなどが主なものです。

後遺障害等級認定制度では、交通事故受傷から症状固定までの治療や回復の線の経過が重視されます。

そこで、治療状況を全て記録したカルテは最も重要な医療資料となります。

また、自賠責保険が定める診断書などの書式はすべてカルテから抜き出して記載された情報という位置付けになります。

そこで、診断書の記載などから線の経過が伝わりにくい際は、カルテの提出で補完していく必要が認められるケースもあります。

画像データは、被害者請求後、調査事務所から提出を求められます。したがって、画像データもカルテなどと一緒に取り付けて提出してしまうとその後の手続きがスムーズに進みます。

そこで、弊所では被害者請求前に全件カルテなどの医療記録を取り寄せて内容を検討してから後遺障害等級認定のための被害者請求手続きを行っています。

後遺障害等級認定における医療資料の点と線

交通事故後遺障害等級認定において、被害者請求をする際など、医療証拠を併せて提出することが求められる場合があります。

医療資料というと、通常カルテ(診療録)やレントゲン、CT、MRIなどの画像資料が主な資料となります。他に看護録や、受付の記録など様々な資料を病院によっては開示してくれることがあります。

特にレントゲンやCTなどの画像資料は必須です。

また、交通事故は事故時から症状固定時までの線の治療経過が重視されますので、本来後遺障害等級認定時においても診療録を取り寄せて、線の経過を把握しておくことが望ましいことになります。

なお、症状固定というのは、医師が交通事故受傷の回復の限界点と判断した時点を言います。その時点以上は、交通事故受傷は良くならないことを意味し、その時点で残存していた症状が、後遺症(後遺障害)ということになります。

事故時からどのように症状が軽快し、しかし、どこまで症状が残存したのか、線での経過が重要になってきます。

そうして線の経過を正確に伝えることが、重要で、画像資料はあくまで点での経過でしかありません。

ただし、画像資料は客観性を有する資料なので、後遺障害等級認定でも非常に重視されます。また、点も繋げば線になります。

特に自賠責保険請求の必要書式である診断書やレセプトは、自然と線の経過を表現する形式になっており、カルテがなくてもある程度の経過は把握できるようになっています。

その意味で、点の経過を客観的に根拠づける画像資料や、さらに、神経症状の医学的なテスト結果というのは重視されることになります。

I2練馬斉藤法律事務所リーガルグラフィック東京では後遺障害等級認定に際してカルテの全件取り付けなど線の経過を把握することを重視しています。自賠責資料よりもさらに詳細に、症状の経過を把握し、等級認定の可能性を予測しやすくすることができます。

交通事故むちうち神経症状の後遺障害等級認定に用いる資料

むちうち神経症状の後遺障害等級認定に用いる資料1「後遺障害診断書」

むちうち神経症状の後遺障害等級認定においては,首や腰の痛み,手足のしびれなどの後遺症状が自覚される場合に,医師などの他覚所見とともに原則的に神経症状に基づく後遺障害等級第12級ないし第14級の認定を受けられるのか否かを審査してもらうことになります。

後遺障害等級認定に用いる資料としてはまず,後遺障害診断書があります。

後遺障害診断書は,後遺障害等級認定において必須の資料になりますのでむちうち神経症状の後遺障害等級認定おいてもベースとなる資料となります。

「後遺障害診断書」における「自覚症状」については,「自覚症状」欄に記載がない症状は後遺障害等級認定において審査の対象となりません。

したがって,交通事故被害者が後遺障害診断書作成時点において訴えている自覚症状はすべて記載する必要があります。

「他覚所見等」の欄については,文字通り医師という専門的知見を有する第三者がみた交通事故被害者の現在の症状を記載する部分です。可能な限り詳細な医師の診断に基づく症状の他覚的な所見を記載する必要があります。

後遺障害診断書から等級認定の見込みなども回答することが可能ですので,むちうち後,神経症状が残ってしまった場合お気軽にご相談ください。

むちうち神経症状の後遺障害等級認定に用いる資料2「頸椎捻挫・腰椎捻挫の症状の推移」及び「神経学的所見の推移」

「後遺障害診断書」に加えて,自賠責保険における頸椎捻挫・腰椎捻挫の後遺障害等級認定の用に供される「頸椎捻挫・腰椎捻挫の症状の推移」及び「神経学的所見の推移」という書面があります。

「頸椎捻挫・腰椎捻挫の症状の推移」には1「.自覚症状の推移」「2.他覚所見」「3.画像所見」の欄があります。

「頸椎捻挫・腰椎捻挫の症状の推移」「1.自覚症状の推移」においては,自覚症状が,初診時から自覚されていたか,どのように移り変わっているのか自覚症状の推移を所定の形式で記載することになります。
さらに,「頸椎捻挫・腰椎捻挫の症状の推移」「2.他覚所見」においては,初診時と現在の神経学的な検査所見を記入します。

当該部分において神経学的な検査所見が認められた場合,神経学的な検査所見推移の詳細を記入する際に使用するのが,「神経学的所見の推移」という書式です。

「頸椎捻挫・腰椎捻挫の症状の推移」「3.画像所見」については,事故後MRI撮影やレントゲン撮影で確認された異常の有無などを記載することになります。

後遺障害診断書から等級認定の見込みなども回答することが可能です。また,後遺障害診断書に他の書面を付け足して申請を行うべきかなど,専門的なアドバイスを行うことができます。むちうち後,神経症状が残ってしまった場合お気軽にご相談ください。

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